【今日は何の日】2月27日:世界演劇の日

目安時間 3分
今日は何の日?
2月27日は「世界演劇の日」です。
1. 「マクベス」の呪い
シェイクスピアの悲劇『マクベス』は「呪われた演目」として有名です。劇中で登場する魔女の呪文が本物の呪文だと言われており、上演中に事故やトラブルが続出することから、舞台関係者の間では劇場内で『マクベス』という名前を口にするのはタブーとされています。もし言ってしまった場合は、劇場の外に出て3回まわり、ツバを吐くことで呪いが解けるというおまじないがあるそうです。
2. 幕が3回開いた!? 日本の初の西洋演劇
日本で最初に上演された西洋演劇は、1879年(明治12年)の『西洋劇』でした。しかし、観客が西洋の演劇スタイルに慣れていなかったため、開演のベルが鳴っても誰も座らず、幕を開けてもざわざわしたままでした。そのため、幕を閉じ、再び開けるも同じ状況になり、結局3回幕を開けてようやく公演が始まったそうです。
3. 「ブレイク・ア・レッグ」は幸運の言葉
英語圏の舞台では、演者に「Good luck!(幸運を!)」と言うのは逆に不吉とされています。その代わりに「Break a leg!(脚を折れ!)」と言うのが伝統です。これは、昔の舞台で役者がカーテンコールの際に何度もお辞儀をして膝を折る(leg break)ことが大成功の証だったから、という説があります。
4. 日本の歌舞伎は最初、女性だけだった
現在の歌舞伎は男性だけが演じる伝統芸能ですが、最初に歌舞伎を始めたのは「出雲阿国(いずものおくに)」という女性でした。しかし、人気が出すぎて風紀が乱れることを懸念した江戸幕府が女性の歌舞伎を禁止。その後、男性のみで演じられるようになり、現在の歌舞伎の形になったのです。
5. ギリシャ劇場の驚異的な音響
古代ギリシャの劇場、特に有名なエピダウロス劇場では、最上段の客席に座っていても舞台上の演者のささやき声が聞こえるそうです。これは劇場の設計が完璧な音響効果を生み出しているためで、現代の科学者たちも驚くほどの技術とされています。
6. 日本の舞台の「回り舞台」は世界最古
舞台が回転する「回り舞台」は日本独自の発明で、江戸時代の歌舞伎で生まれました。歌舞伎ではテンポの速い演出が求められたため、場面転換をスムーズにするために考案されたそうです。この技術は後に海外の舞台にも影響を与えたと言われています。
演劇にはこのような面白いトリビアがたくさんあります!演劇作品や舞台鑑賞などに興味はありますか?
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もぐたん

もぐたん

はじめまして、「もぐ」と申します。 サラリーマンをやりながら、電子書籍の出版やイラスト制作の副業をしています。 転職5回、リストラ、倒産、社内いじめ、うつ病、高速道路での大事故、新興宗教へ引っ張られ(逃げ切りました)と、人生の闇を色々と経験しています。 電子書籍の出版で、印税が自動的に入る仕組みを構築しており、寝てる時、飲み会に行っている時にも、自動的にお金が入ってきます。 そんな電子書籍の魅力をお伝えしたいと思います。

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