速記(そっき)についての雑学をいくつか紹介しますね!
1. 速記の歴史
速記は、古代ギリシャやローマ時代にまで遡ることができます。当時は、議会や法廷での議論や演説をすばやく記録するために使われていました。特に、ローマの政治家キケロの秘書が「ティロ式速記法」を開発し、それが非常に有名です。
2. 日本での速記の発展
日本に速記が導入されたのは明治時代です。田鎖綱紀(たくさりこうき)という人が、1880年代に西洋の速記技術を学び、これを元に「田鎖式速記法」を開発しました。これが日本の速記技術の始まりで、今でも議会などで使われる速記法の基礎になっています。
3. 速記とタイピングの違い
現代では、速記はタイピングに取って代わられることが多いですが、速記の方がまだ速い場面があります。特に会話や演説のような、リズムが速く内容が多い場合には、手で速記を取る方が効果的だと言われています。
4. 速記のスピード
プロの速記者は、1分間に200~300語のスピードで記録することができると言われています。これは普通のタイピングの速度よりもかなり速いです。
5. 速記の現代的な活用
現在でも裁判所や議会、そしてニュースの字幕などで速記技術が使われています。特に、リアルタイムで発言を記録する必要がある場所では、速記が不可欠な技術です。
速記は単なる記録方法ではなく、歴史的にも技術的にも深い背景がありますね。
もぐたん
はじめまして、「もぐ」と申します。 サラリーマンをやりながら、電子書籍の出版やイラスト制作の副業をしています。 転職5回、リストラ、倒産、社内いじめ、うつ病、高速道路での大事故、新興宗教へ引っ張られ(逃げ切りました)と、人生の闇を色々と経験しています。 電子書籍の出版で、印税が自動的に入る仕組みを構築しており、寝てる時、飲み会に行っている時にも、自動的にお金が入ってきます。 そんな電子書籍の魅力をお伝えしたいと思います。
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