【今日は何の日】12月10日:三億円事件の日

目安時間 3分
三億円事件についての雑学をいくつかご紹介します!
1. 事件の概要
1968年12月10日、東京都府中市で発生した三億円事件は、日本史上最大級の現金強奪事件です。当時の金額で約3億円(現在の価値で数十億円相当)が現金輸送車から奪われました。この事件の最大の特徴は、一滴の血も流さず、銃器も使用されなかったことです。
2. 犯人は警察官を装っていた
犯人は白バイ警察官の制服を着用し、銀行の現金輸送車を停止させました。「車に爆弾が仕掛けられている」と偽り、輸送車の職員を降車させて現金を盗むという手口でした。この冷静かつ大胆な行動は、当時の日本社会に大きな衝撃を与えました。
3. 証拠品は大量だったが犯人は特定されず
事件現場にはタバコの吸い殻や工具、バイク、ライトなどが残されていましたが、決定的な証拠にはなりませんでした。そのため、捜査は迷宮入りとなり、1975年に時効を迎えました。現在でも未解決事件として語り継がれています。
4. 犯行計画は綿密だった
犯人は、事件の数ヶ月前から現金輸送車のルートや警備体制を詳細に調査していたとされています。また、使われたバイクや工具は盗品で、指紋を徹底的に消去していました。この計画性から、一人ではなく複数犯だったのではないかと推測されています。
5. 映画やドラマの題材に
三億円事件は、その大胆さと未解決である点から、さまざまな映画やドラマの題材となっています。特に1970年代には、事件をモデルにした作品がいくつも制作され、事件のミステリアスなイメージをさらに広めました。
6. 事件後の都市伝説
犯人は実は捕まったが警察が公表しなかった、あるいは犯人はすでに死亡しているなど、さまざまな都市伝説が生まれています。また、犯人像についても「元自衛官」「暴力団員」「外国人」などの説がありますが、いずれも確証はありません。
7. 三億円事件の影響
この事件以降、日本の現金輸送の警備体制は大幅に強化されました。また、事件の大胆さと巧妙さが当時の社会に与えた衝撃は非常に大きく、昭和の象徴的な未解決事件として語り継がれています。
三億円事件は、日本の犯罪史において謎に満ちた興味深い事件です。これからもその真相は多くの人々の関心を集め続けることでしょう。
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もぐたん

もぐたん

はじめまして、「もぐ」と申します。 サラリーマンをやりながら、電子書籍の出版やイラスト制作の副業をしています。 転職5回、リストラ、倒産、社内いじめ、うつ病、高速道路での大事故、新興宗教へ引っ張られ(逃げ切りました)と、人生の闇を色々と経験しています。 電子書籍の出版で、印税が自動的に入る仕組みを構築しており、寝てる時、飲み会に行っている時にも、自動的にお金が入ってきます。 そんな電子書籍の魅力をお伝えしたいと思います。

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