【今日は何の日】2月19日:天地の日

目安時間 3分
今日は何の日?
2月19日は「天地の日」です。
地動説を唱えたコペルニクスの誕生日です。
コペルニクスについての面白い雑学をいくつかご紹介します!
1. 本業は天文学者ではなかった!
コペルニクスは「地動説」を提唱したことで有名ですが、実は本業は天文学者ではなく、聖職者や法律家、さらには医者としても活動していました。彼は教会の財務管理なども行っており、空いた時間で天文学の研究をしていたのです。
2. 出版をためらった理由
彼の代表作『天球の回転について(De revolutionibus orbium coelestium)』は、地動説を本格的にまとめた画期的な本ですが、実はすぐには発表されず、完成から約30年もの間、出版をためらっていました。その理由は、当時のキリスト教世界では**「地球が宇宙の中心」**という天動説が一般的で、異論を唱えると大きな批判を受ける可能性があったからです。しかし、コペルニクスの友人たちの後押しもあり、亡くなる直前にようやく出版されました。
3. 誤った「完璧な円軌道」
コペルニクスは「太陽を中心に惑星が回る」という正しい考えを示しましたが、「惑星は完全な円を描いて動く」と考えていました。しかし、実際には惑星の軌道は楕円(エリプス)を描いていることが、後にケプラーによって明らかにされました。
4. お墓が長い間見つからなかった
コペルニクスが亡くなったのは1543年ですが、彼の墓がどこにあるのか、長い間不明のままでした。ようやく2005年にポーランドのフロムボルク大聖堂で発見され、DNA鑑定の結果、彼のものであると確認されました。そして2010年には正式に再埋葬され、新しい墓石が設置されました。
5. お札にもなった
コペルニクスはポーランド出身のため、彼の功績を称えて旧ポーランド・ズウォティ紙幣(1000ズウォティ札)に描かれていたことがあります。天文学者が紙幣に登場するのは、とても珍しいことですね。
コペルニクスの地動説は、当時の常識を覆すものでしたが、その後の科学の発展に大きく貢献しました。歴史を動かした偉大な人物のひとりですね!
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もぐたん

もぐたん

はじめまして、「もぐ」と申します。 サラリーマンをやりながら、電子書籍の出版やイラスト制作の副業をしています。 転職5回、リストラ、倒産、社内いじめ、うつ病、高速道路での大事故、新興宗教へ引っ張られ(逃げ切りました)と、人生の闇を色々と経験しています。 電子書籍の出版で、印税が自動的に入る仕組みを構築しており、寝てる時、飲み会に行っている時にも、自動的にお金が入ってきます。 そんな電子書籍の魅力をお伝えしたいと思います。

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